原因は多岐に渡る

男の人

症状は3つに分類できる

心因性のうつは精神疾患の中でも特に種類が多く、ストレスなどの心理的要因で引き起こされます。対人関係のストレスをはじめ、配偶者の逝去やペットの他界によっても発症するなど、個別的な原因は様々です。また、喪失感によってうつを招くケースでは、大切に育てた子供が独立した場合でも、親がうつになることも少なくありません。さらに引越しで生活環境が一変し、それが原因でうつになるパターンも見られます。転居は老人性のうつの引き金にもなっており、暮らし慣れた地域を離れた時は、特に現れやすくなっています。環境変化に由来する原因は住環境だけではなく、社会的地位といった変化も例外でありません。例えば、これまでの功績が認められて昇進した場合、本来は喜ぶべき異動でありながら、大役を任されたことへの不安やプレッシャーから、うつを引き起こす人もいるのです。しかし、何ら原因がなくてもうつ病になる場合があり、この種類はノルアドレナリンやセロトニンという神経物質が減り、脳が上手く機能していないことが示唆されています。そのほか、インターフェロンやステロイドなど、薬の副作用が原因となるうつ病は薬剤性うつと呼ばれ、ストレスの有無に関わらず引き起こされるうつ病です。抑うつ症状は、本人しか分からない主観的症状と、他人が見ても分かる客観的症状、そして体に不具合が現れる身体的症状の3種類があります。主観的症状としては意欲が消えるほか、心がどんよりと重くなり、自分の手足も重たく感じ始めるのが特徴です。また、何をしても喜びを感じられなくなり、意欲の低下も伴うことから、何かをやろうとさえ思わなくなります。無理をして好きだったテレビや音楽を視聴しても、以前のように心が躍ることはありません。客観的症状では、声を掛けても反応が鈍くなっていたり、表情も明るさを失っていたりなど、以前とは違う様子が見て取れます。一方、食欲の増減による体重の変化や、胃腸不良などが主な身体的症状です。ただし体重変化はうつ病の種類によっても傾向があり、一般的なうつは体重が減り、新型のうつは過食になるので体重が増えます。一般的なうつで食べたくない際も、単に食欲がないだけでなく、何を食べても砂を食べているように感じるのも特徴です。そのこともあり、うつになればひと月で5%以上の体重が減ってしまう場合もあります。また、一般的なうつは不眠に悩まされますが、新型のうつでは逆に過眠になるなど、うつ病の種類によっても睡眠障害の出方が違うのです。

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