心の病の治し方について

医者

具体的な治療方法と注意点

心の病と言われるうつ病ですが、WHOの調べでは2017年時点で世界の患者数が3億人を超える状況となっております。うつ病は気持ちの持ちようや精神的弱さから起こるのではなく、脳内の神経伝達物質の減少によって引き起こされるといわれております。よって、不安な気持ちや体の症状を我慢するのではなく、きちんと医療機関で治療することが重要になります。治療には大きく2種類の方法があり、休養と薬の投与です。まず休養については、抱えている仕事や家事などを忘れて、疲れた心と体を十分に休めてあげましょう。うつ病になる人はもともとまじめで責任感が強い傾向にある為、他人に迷惑がかかると言ってしっかり休養を取らない場合がありますが、中途半端な休養ではかえって症状が悪化する場合があります。医師と相談し、診断書を書いてもらうなどして治療に専念することも必要です。次に薬の投与についてですが、主にセロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンといった脳内神経伝達物質を促進させる抗うつ薬の投与になります。抗うつ薬はうつ病の症状を改善させるための薬であり、SSRIやNaSSA等の種類がありますが、副作用を伴うものですので服用については医師の指示通り行うようにしましょう。うつ病を治療するにあたり気をつけることは、どの科に診察してもらうかという点です。治療できる医療機関は主に2種類あり、精神科と心療内科です。精神科は、精神の病気つまり心の病が専門であり、不安感など症状が精神面に現れている場合は診察を受けましょう。心療内科は、体の不調の原因が心理的なものから起こっている場合で、軽度の身体的不調がある場合は診察を受けましょう。また、うつ病を治療するにあたり、注意点があります。まず、自己の判断で休養や薬の投与をやめないことが重要です。症状が和らいだことにより治療をやめてしまう人がいますが、うつ病は常に右肩上がりに回復に向かうものではなく、よい悪いを繰り返しなら徐々に改善していくものです。医師の指示通りに焦らず治療に専念する必要があります。次に、周囲のサポートも重要です。周囲の接し方として、頑張れなど励ます種類の言葉をかけることは逆効果です。無理しないでや大丈夫といった種類の言葉で温かく接するようにしましょう。また気分転換に外出や運動を無理に勧めることも逆効果です。やる気が出ない場合は無理強いをせず、気力が回復し、自発的に外出の意思が出てきたら誘うようにしましょう。最後に一番の注意点は再発です。医師の指示のもと適切な休養と薬の投与を行ったとしてもうつ病は再発する可能性が低くありません。最初に発症した際の症状が見られたらすぐに医師の診察を受けることが重要です。

Copyright© 2018 うつ病の種類について【変だと感じたら早めに病院へ】 All Rights Reserved.